【マーケット記録】2023/10/16(月) 最終版
- 【総まとめ】
- 【今週の展望】
- 10月4日 701億円
- 【チャート】
- 【経済イベント指標】
- 【主要ニュース】
- 【日中取引OPEN前まとめ】
- 【日経225先物08:45~15:15取引中】
- 【日本株09:00~15:00取引中】
- 【日本市場】
- 【NEWS】
- ◆海外ヘッドライン一覧(16日ロイター)
- ◆[NEWS]米「債券の年」に時間切れ迫る-損失拡大の運用者はポジション見直し(16日ブルームバーグ)
- ◆[NEWS]大きく動いた米国債市場、利上げサイクルの行く末を示すヒントに(16日ブルームバーグ)
- ◆[NEWS]Gaza-Egypt border crossing set to reopen as Israeli troops prepare ground assault イスラエル軍が地上攻撃を準備する中、ガザとエジプトの国境検問所が再開へ(16日ロイター)
- ◆[NEWS]【市場反応】米10月NY連銀製造業景気指数、マイナスでドル軟調(16日フィスコ)
- 【昨日の世界の新聞一面】
- ◆20231015 Sun The New York Times Published in New York, N.Y. USA
- ◆20231015 Sun The Boston Globe Published in Boston, Mass. USA
- ◆20231015 Sun The TimesTribune Published in Scranton, Pa. USA
- ◆20231015 Sun The Peninsula Published in Doha, Qatar
- ◆20231016 Mon Frankfurter Allgemeine Zeitung Published in Frankfurt, Germany
- ◆
【総まとめ】
16日の日経平均は656.96円安で32000円を下回り、終値は31659.03円、一時700円超の下落
TOPIXは同35.21(1.53%)安の2273.54。東証プライムの値上がり数は191、値下がり数は1605。東証マザーズ指数は660.27ポイント(同22.97ポイント安)
中東の状況悪化と地政学リスクの高まりが影響し、多くの銘柄に売りが先行
東証プライムでは、1600以上の銘柄が値下がり、全体の9割近くが下落
東京市場でも半導体や電子部品関連の売りが優勢、日経平均の下げ幅は一時750円超
原油高を背景に資源関連銘柄が上昇、一部好決算の銘柄も堅調
日経225先物12月限は前週末清算値比570円安の3万1680円で日中取引終了。この日の日経平均株価の現物終値3万1659.03円に対しては20.97円高
米10月NY連銀製造業景気指数:-4.6 (予想:-5.0、9月:1.9)、9月1.9からマイナスに落ち込んだものの予想の‐5.0は上回った
【今週の展望】
◆株価指数先物週間展望(フィスコ)=米長期金利や中東情勢を睨んでの相場展開に
2023/10/15(日)17:00
要約(ChatGPT併用)
日経225先物は、米長期金利や中東情勢の影響を受ける展開とみられる
13日の米国市場で、NYダウが反発、ナスダックは続落
10月のミシガン大消費者態度指数では、1年先のインフレ期待が市場予想を上回る
イスラエルとハマスの軍事衝突が激化、NY原油先物相場が大幅上昇
米国決算発表シーズンで、JPモルガン・チェースの決算が市場予想を上回る
今週は、テスラやゴールドマン・サックスなどの決算発表が注目される
今週は米の経済指標や、FRB議長の発言が予定され、利上げの可能性が焦点
日経225先物は、前週後半からのリバウンドが継続
早い段階で3万2000円を回復すると、上値の重さが意識される可能性
米長期金利の動向により、バリュー株からグロース株へのリバランスが注目
VIX指数は急伸、リスク回避の動きが強まる可能性
先週末のNT倍率は先物中心で上昇、リバランスの動きが継続しそう
10月第1週の投資部門別売買動向では、海外投資家が3週連続で売り越し
今週の経済スケジュールには、米国や中国の経済指標が多数予定されている
本文ここから
今週の日日経225先物は、米長期金利の動向や緊迫化する中東情勢を睨んでの相場展開となりそうだ。13日の米国市場ではNYダウが反発したものの、200日移動平均線水準での攻防を見せている。ナスダックは75日線に上値を抑えられて続落し、25日線を下回ってきた。10月のミシガン大消費者態度指数で1年先のインフレ期待が3.8%に上昇し、予想(3.2%程度)を上回ったことでインフレ懸念が再び強まった。また、イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突が激化するなか、NY原油先物相場が5.7%超の上昇を見せており、地政学リスクが重荷となっている。
米国が決算発表シーズン入りするなか、JPモルガン・チェースが発表した7-9月期決算は市場予想を上回り、一時5.0%ほど上昇する場面も見られた。しかし、金融引き締め長期化懸念や地政学リスクの高まりが重荷となり、1.5%高まで上げ幅を縮めていた。今週はチャールズ・シュワブ やバンク・オブ・アメリカ 、ゴールドマン・サックス・グループ などの金融株のほか、テスラ の決算発表が予定されている。決算発表が本格化するなか、主要企業の決算動向は注目されるものの、業績相場には移行しづらそうだ。
また、今週は10月のニューヨーク連銀製造業景気指数、9月の米小売売上高、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、10月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数に加えて、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言などが予定されており、これらの内容から年内の利上げの可能性を見極めたいところであろう。先週はFRB高官らの発言を受けて追加利上げ観測が後退したものの、9月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで警戒感が再燃していたこともあり、指標の結果などに神経質になりそうだ。
先週の日経225先物は前週後半からのリバウンド基調が継続し、12日に心理的な抵抗線として意識されていた25日、75日移動平均線を明確に上放れ、一時3万2660円まで買われた。翌13日は利食い優勢ながら両線を上回って終えていたが、取引終了後のナイトセッションで割り込み、節目の3万2000円を下回ってきた。そのため、25日、75日線が位置する3万2100円~3万2200円水準が再び抵抗線として意識されやすく、ボリンジャーバンドの-1σが位置する3万1450円処への調整を想定しておく必要がありそうだ。
早い段階で3万2000円を回復してくると、ショートを仕掛けづらくさせようが、上値の重さが意識される局面では短期的にショートが入りやすいと考えられる。ボリンジャーバンドの-1σに接近するようだと、先週のリバウンド分を帳消しにする形で-2σが位置する3万790円までの調整が警戒されよう。一方で、3万2000円処で底堅さが見られると、+1σが位置する3万2790円から節目の3万3000円を意識したトレンドが強まりやすいとみられる。
また、このところバリュー株からグロース株へのリバランスが目立っていたが、この流れが継続するか注目される。これを見極める上でも米長期金利の動向がポイントとなる。13日の米国市場の流れから先週までの反動は意識されやすいが、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では年内にあと1回の利上げ予想を示したものの、政策決定においては慎重に進めるとしており、次回のFOMCでは利上げは見送られるとの見方がコンセンサスである。そのため、方向性としてはグロース株へのリバランスの動きが継続しやすいとみておきたい。
VIX指数は19.32(前日は16.69)に上昇した。10月4日に付けた20.88から12日には一時15.44まで低下していたが、75日線を支持線とする形で急伸している。一時20.78まで切り上がる場面もあり、週足形状では52週線を上回ってきた。VIX指数の上昇を狙った動きが入りやすくなったため、リスク回避に向かわせそうだ。
なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で13.98倍に上昇し、一時14.01倍まで切り上げており、8月末以来の水準を回復した。今週は反動が意識されやすいが、14.05倍前後で推移する75日、200日線を捉えてくると、NTショートの巻き戻しが強まる可能性がある。緊迫する中東情勢を背景に持ち高調整も意識されやすく、これまで積み上がっていたバリュー株のポジションを圧縮し、ハイテクなどグロース株を買い戻すリバランスの動きが継続しそうだ。
10月第1週(10月2日-6日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では3週連続で売り越しており、売り越し額は8963億円(9月第4週は1兆6370億円の売り越し)だった。なお、現物は5262億円の買い越し(同776億円の売り越し)と5週ぶりの買い越しであり、先物は1兆4226億円の売り越し(同1兆5594億円の売り越し)と3週連続で売り越している。個人は現物と先物の合算で4847億円の買い越しで、3週連続の買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で523億円の売り越しとなり、2週ぶりの売り越しだった。
経済スケジュールでは、16日に8月鉱工業生産確報値、米国10月ニューヨーク連銀製造業景気指数、17日に8月第三次産業活動指数、米国9月小売売上高、米国9月鉱工業生産、18日に中国7-9月国内総生産(GDP)、中国9月小売売上高、米国9月住宅着工件数、米国地区連銀経済報告(ベージュブック) 、19日に9月貿易統計、中国9月70都市新築住宅価格動向、米国9月中古住宅販売件数、米国9月コンファレンス・ボード景気先行指数、パウエルFRB議長発言、20日に9月全国消費者物価指数(CPI)などが予定されている。――プレイバック・マーケット――
●SQ値
11月限 日経225 28225.86 TOPIX 1978.52
12月限 日経225 27576.37 TOPIX 1945.27
01月限 日経225 26325.21 TOPIX 1900.71
02月限 日経225 27779.75 TOPIX 1986.19
03月限 日経225 28377.34 TOPIX 2047.32
04月限 日経225 28519.43 TOPIX 2019.76
05月限 日経225 29235.08 TOPIX 2090.33
06月限 日経225 32018.38 TOPIX 2211.13
07月限 日経225 32484.24 TOPIX 2245.68
08月限 日経225 32013.86 TOPIX 2278.68
09月限 日経225 32921.39 TOPIX 2370.93
10月限 日経225 32360.91 TOPIX 2326.75◆日経225先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
23/12 10月13日 32610 32650 32090 32250 -390
23/12 10月12日 31970 32660 31860 32640 +740
23/12 10月11日 31780 32040 31760 31900 +170
23/12 10月10日 31080 31820 30860 31730 +710◇TOPIX先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
23/12 10月13日 2342.5 2346.0 2302.5 2305.5 -39.0
23/12 10月12日 2308.0 2347.0 2300.5 2344.5 +40.0
23/12 10月11日 2312.0 2320.5 2304.0 2304.5 -1.5
23/12 10月10日 2267.5 2316.5 2255.5 2306.0 +43.0●シカゴ日経平均 円建て
清算値 前日大阪比
10月13日(12月限) 31885 -365
10月12日(12月限) 32270 -370
10月11日(12月限) 31990 +90
10月10日(12月限) 31820 +90
10月09日(12月限) 31255 +235
※前日比は大阪取引所終値比□裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)
売り 前週末比 買い 前週末比
10月06日 823億円 +548億円 7594億円 -4435億円
09月29日 274億円 +263億円 1兆2030億円 -2481億円
09月22日 11億円 +11億円 1兆4512億円 -575億円
09月15日 0億円 -39億円 1兆5087億円 +2063億円□裁定取引に係る現物ポジション(株数)
売り 前日比 買い 前日比
10月11日 2265万株 +1092万株 3億3319万株 -365万株
10月10日 1172万株 -1200万株 3億3684万株 -319万株
10月06日 2372万株 +229万株 3億4003万株 -5078万株
10月05日 2143万株 +566万株 3億9082万株 -2385万株
10月04日 1577万株 +326万株 4億1467万株 -3539万株
10月03日 1250万株 +301万株 4億5006万株 -2111万株
10月02日 949万株 +23万株 4億7118万株 -4445万株
09月29日 925万株 -123万株 5億1563万株 -3678万株
09月28日 1048万株 +540万株 5億5242万株 -6654万株
09月27日 508万株 +473万株 6億1897万株 +3551万株
09月26日 34万株 0株 5億8345万株 +3518万株
09月25日 34万株 0株 5億4827万株 -2476万株■日本銀行による指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ推移(通常ETF分)
【2022年】
1月14日 701億円
1月25日 701億円
2月14日 701億円
3月07日 701億円
4月07日 701億円
5月19日 701億円
6月13日 701億円
6月17日 701億円
12月2日 701億円
【2023年】
3月13日 701億円
3月14日 701億円10月4日 701億円
【チャート】
◆1日の値動き=5分足チャート(日経225先物ミニ12月限)
◆過去2週間の値動き=1時間足チャート(日経225先物ミニ12月限)
◆過去6ヵ月の値動き=日足チャート(日経225先物ミニ12月限)
【経済イベント指標】
◆2023/10/13(金)の経済指標結果
◆2023/10/16(月)の経済イベント予定
【主要ニュース】
◆今朝の主要ニュース(16日ブルームバーグ)
2023/10/16(月)06:00
要約(ChatGPT併用)
イスラエルがガザ地区への侵攻の構え、多国間の外交努力が行われている
ブリンケン米国務長官がイスラエルを再訪、イランと非公式協議も実施
シシエジプト大統領は、イスラエルの対応が過剰だとの見解
イスラエル国防軍は、60万人以上がガザ南部に移動したと推定
金融市場では逃避先資産への需要が増加、金利見通しも再考の可能性
安全通貨への注目、リスク通貨への売り圧力が予想される
IMFは日本が為替市場での介入の必要性はないと認識
米株式市場ではハイテク大手企業が投資家の注目点、5大企業が収益増を見込む
ネットフリックスとテスラが18日に四半期決算を発表予定
米下院議長探しでは、民主党と共和党が非公式協議
共和党はジョーダン下院議員を議長候補として指名、一部で懸念の声も
本文ここから
60万人超が避難
イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地上侵攻の構えを見せる中、戦闘がさらに激化して他の地域に飛び火するのを避けようと、米国や欧州、中東の各政府は懸命な外交努力を重ねている。ブリンケン米国務長官は16日にイスラエルを再び訪問する。米国はここ数日にイランと非公式ルートで協議を実施し、戦闘をエスカレートさせないよう警告した。エジプトのシシ大統領は、イスラム組織ハマスの奇襲攻撃に対するイスラエルの対応は「自衛の範囲を超えている」との見解を示した。ガザ市とその周辺から60万人余りがガザ南部に移動したと、イスラエル国防軍は見積もっている。乱高下に身構え
世界の金融市場でトレーダーは相場の乱高下に身構えている。中東での紛争継続で逃避先資産への需要は高まっており、投資家は世界的な金利見通しの再考も余儀なくされている。為替市場では、安全通貨とみなされるドルや円、スイスフランの動きに注目が集まりそうだ。豪ドルなどリスクに敏感な通貨は再び売り圧力にさらされる可能性がある。コロンビア・スレッドニードルのストラテジスト、エド・アルフセイニ氏は、マクロ環境の悪化に金利の急変動が重なり、世界的にボラティリティーが高まる「舞台が整った」と述べた。条件整っていない
日本が円相場を支えるために為替市場で介入を余儀なくされる要素はないと、国際通貨基金(IMF)は認識している。IMFアジア太平洋局のサンジャヤ・パンス副局長は14日、モロッコのマラケシュで記者団に対し、「該当する条件は見当たらない」と発言。パンス氏によれば、円安は主に金利差が要因であり、経済のファンダメンタルズを反映している。介入の必要性を裏付けるような主要基準である市場の機能不全や、金融安定へのリスク、制御不能になったインフレ期待をIMFは認識していないと同氏は述べた。またも救世主か
米株式市場では懸念材料が日に日に増えているように見えるが、そうした中で投資家が決算シーズンに向けて頼りにするのは、またしても大手ハイテク企業だ。S&P500種株価指数の時価総額全体の約25%を占めるアップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾン・ドット・コム、エヌビディアの5社は、7-9月利益が平均34%増と見込まれている。同5社がなければS&P500種は約5%の減収に直面する60万人超が避難
イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地上侵攻の構えを見せる中、戦闘がさらに激化して他の地域に飛び火するのを避けようと、米国や欧州、中東の各政府は懸命な外交努力を重ねている。ブリンケン米国務長官は16日にイスラエルを再び訪問する。米国はここ数日にイランと非公式ルートで協議を実施し、戦闘をエスカレートさせないよう警告した。エジプトのシシ大統領は、イスラム組織ハマスの奇襲攻撃に対するイスラエルの対応は「自衛の範囲を超えている」との見解を示した。ガザ市とその周辺から60万人余りがガザ南部に移動したと、イスラエル国防軍は見積もっている。超党派の協議進行
米下院議長探しにおける超党派の解決策について、民主党は共和党議員らと非公式協議を行っている。民主党のジェフリーズ下院院内総務が明らかにした。「16日にワシントンに戻ったら、こうした話し合いを正式に始めることが重要だ」と同氏は述べた。共和党はマッカーシー氏解任で空席となった下院議長の候補として、保守派の急先鋒であるジョーダン下院議員を指名。ただ同議員の強硬的な姿勢などを穏健派議員らは懸念しており、党内には反発も強い。その他の注目ニュース
FOMC、2会合連続で利上げ見送りか-引き締め終了は宣言せずとも中国経済に改善の兆し、地方債務リスク「管理可能」-人民銀総裁
テイラー・スウィフトのコンサート映画、公開直後で記録的ヒット
◆海外ヘッドライン一覧(16日ロイター)
2023/10/16(月)06:30
本文ここから
本日配信なし。
【日中取引OPEN前まとめ】
◆日経225先物テクニカルポイント(14日夜間取引終了時点)
2023/10/14(土)07:10
本文ここから
14日ナイトセッションの日経225先物は前日清算値比370円安の3万1880円で取引を終えた。夜間取引終了時点のテクニカルポイントは以下の通り。
34128.20円 ボリンジャーバンド3σ
33457.73円 ボリンジャーバンド2σ
32787.27円 ボリンジャーバンド1σ
32520.00円 一目均衡表・先行スパン2(雲上限)
32390.00円 一目均衡表・先行スパン1(雲下限)
32376.67円 75日移動平均
32315.99円 13日日経平均株価現物終値
32116.80円 25日移動平均
32080.00円 5日移動平均
31880.00円 14日夜間取引終値
31875.00円 一目均衡表・基準線
31480.00円 一目均衡表・転換線
31446.33円 ボリンジャーバンド-1σ
30775.87円 ボリンジャーバンド2σ
30105.40円 ボリンジャーバンド3σ
30038.00円 200日移動平均
◆日経225先物(寄り前コメント)=短期的なショートの動きが警戒されやすい
2023/10/16(月)08:03
要約(ChatGPT併用)
13日の米国市場でNYダウ上昇、S&P500とナスダック下落
JPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴの好決算により金融株が上昇
中東情勢の緊迫化でNY原油先物が大幅上昇
10月のミシガン大消費者態度指数で1年先のインフレ期待が予想を上回る
S&P500業種別指数でエネルギー、ヘルスケア、保険が上昇、自動車や半導体、メディアが下落
シカゴ日経平均先物の清算値は大阪比365円安の3万1885円
25日、75日移動平均線を割り込んでセンチメントが冷え込み、短期的なショートの動きが警戒される
JPモルガン・チェースの株価が一時5.0%上昇も終値は1.5%高
NY原油先物の上昇でインフレへの警戒感が強まり、積極的な売買が控えられる見通し
オプション権利行使価格を基に3万1500円から3万2250円のレンジ推移を予想
VIX指数は19.32に上昇、一時20.78まで上昇し戻り高値20.88に迫る
NT倍率が13.98倍に上昇し、8月末以来の水準回復
米国市場の流れでハイテク株が売られやすく、バリュー株の圧縮とグロース株の買い戻し動きが考えられる
本文ここから
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 31880 -370 (-1.14%)
TOPIX先物 2288.5 -17.0 (-0.73%)
シカゴ日経平均先物 31885 -365
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)13日の米国市場は、NYダウが上昇した一方で、 S&P500、ナスダックは下落。JPモルガン・チェース
やウェルズ・ファーゴ の予想を上回る決算が好感され、金融株主導で買いが先行した。しかし、中東情勢の緊迫化を受けてNY原油先物が大幅に上昇。10月のミシガン大消費者態度指数では、1年先のインフレ期待が予想を上回ったことでインフレ懸念が再燃した。一時300ドルを超える上昇を見せたNYダウは上げ幅を縮め、ナスダックは続落となった。S&P500業種別指数はエネルギー、ヘルスケア機器・サービス、保険が上昇した一方で、自動車・同部品、半導体・同製造装置、メディアが下落した。
シカゴ日経平均先物(12月限)清算値は、大阪比365円安の3万1885円だった。日経225先物(12月限)は日中比70円高の3万2320円で始まり、直後に付けた3万2340円を高値に軟化し、ほどなくして下落に転じた。米国市場の取引開始直後に3万2270円とプラスに転じる場面も見られたが買いは続かず、終盤にかけて一時3万1850円まで下落幅を広げ、3万1880円とナイトセッションの安値圏で取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まりそうだ。25日、75日移動平均線が位置する3万2120円~3万2220円水準をキープできず、節目の3万2000円を割り込んだことで、センチメントを冷ます格好になりそうだ。先週の大幅な上昇に対する反動安が意識されてくる可能性があり、ボリンジャーバンドの-1σが位置する3万1450円辺りを短期的なターゲットとしたショートの動きが警戒されよう。
米国市場ではJPモルガン・チェースが決算評価から一時5.0%ほど上昇したものの、終値は1.5%高と上げ幅を縮めていた。中東情勢を巡る緊張が一段と高まっており、業績相場に移行しづらい需給状況と考えられ、NY原油先物の上昇を受けたインフレへの警戒感が積極的な売買を手控えさせそうである。
そのため、持ち高調整に伴うリバランスが継続することになりそうだ。オプション権利行使価格の3万1875円を中心とした3万1500円から3万2250円辺りのレンジ推移を想定する。3万2000円に接近しても上値の重さが意識される局面では、短期的なショートが入りやすいだろう。一方で、早い段階で3万2000円をクリアしてくるようなら、短期的なロング対応としつつ、ボリンジャーバンドの-1σ接近ではショートに切り替えたい。また、ナイトセッションの終値近辺での膠着となれば、-2σ水準を意識したショートに向かわせそうだ。
VIX指数は19.32(前日は16.69)に上昇した。一時20.78まで切り上がる場面も見られており、10月4日に付けた戻り高値20.88に迫ってきた。52週線が位置する15.44を上回ってきたこともあり、VIX指数の上昇を狙った動きが入りやすくなっただろう。
なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で13.98倍に上昇し、一時14.01倍まで切り上げ、8月末以来の水準を回復した。米国市場の流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが売られやすく、先週の上昇に対する反動が意識されやすい。ただし、14.05倍前後で推移する75日、200日線を捉えてくるようだと、NTショートの巻き戻しが強まる可能性がある。持ち高調整が意識されやすいなか、結果的にはこれまで積み上げていたバリュー株のポジションを圧縮し、グロース株を買い戻す動きに向かわせることも想定しておきたい。
【日経225先物08:45~15:15取引中】
【日本株09:00~15:00取引中】
【日本市場】
◆日経225先物日中取引クロージング:16日清算値=570円安、3万1680円
2023/10/16(月)15:17
本文ここから
16日15時15分、大阪取引所の日経225先物期近2023年12月限は前週末清算値比570円安の3万1680円で取引を終えた。出来高は7万5013枚だった。この日の日経平均株価の現物終値3万1659.03円に対しては20.97円高。
◆東京株式市場クローズ(16日)
◆日本株市況クロージング=中東情勢の緊迫化を映してリスク回避の動きが強まる(16日フィスコ)
2023/10/16(月)16:03
要約(ChatGPT併用)
16日の日経平均は656.96円安で32000円を下回り、終値は31659.03円
中東の状況悪化と地政学リスクの高まりが影響し、多くの銘柄に売りが先行
東証プライムでは、1600以上の銘柄が値下がり、全体の9割近くが下落
エーザイ、キヤノン、三井物産が堅調だが、東エレク、ファーストリティリング、ソフトバンクGなどが軟調
米国市場では中東情勢の悪化と原油価格の上昇がインフレの再加速への懸念となる
東京市場でも半導体や電子部品関連の売りが優勢、日経平均の下げ幅は一時750円超
原油高を背景に資源関連銘柄が上昇、一部好決算の銘柄も堅調
中東の状況がさらに悪化するとリスク回避の動きが強まる可能性
原油価格の上昇で追加の利上げと景気悪化の懸念が高まる
今週はFRB関係者の発言機会が多く、金融政策運営に関する発言が注目される
本文ここから
16日の日経平均は大幅続落。656.96円安の31659.03円(出来高概算13億5000万株)と終値ベースでは11日以来3営業日ぶりに節目の32000円を割り込んだ。中東情勢の悪化に伴う地政学リスクの高まりから幅広い銘柄に売りが先行した。その後は急ピッチの下げに対する反動から押し目を拾う場面もあったものの、中国・上海や香港などのアジア市場が軟調推移となるなか、後場終盤には31564.31円まで下落幅を広げた。
東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1600を超え、全体の9割近くを占めた。セクター別では、鉱業と石油石炭を除く31業種が下落し、陸運、空運、サービス、ゴム製品、機械、不動産の弱さが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、エーザイ<4523>、キヤノン<7751>、三井物<8031>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>が軟調だった。
先週末の米国市場はイスラエルがパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻の準備を進めていると伝わるなど、中東情勢の悪化を背景に、需給逼迫への警戒感から原油市況が上昇したため、世界的なインフレ再加速への不安感も相場の重荷となった。東京市場でも、こうした流れを引き継いで、半導体や電子部品関連株などを中心に売りが優勢となり、日経平均の下げ幅は一時750円を超えた。一方、原油高を受けて採算改善への思惑から資源関連株が値を上げたほか、ローソン<2651>など好決算を発表した銘柄の一角が堅調だった。
中東情勢が一段と危険度を増していることから、リスク回避の動きが一段と強まる恐れがあるだけに、引き続き注視する必要があろう。また、原油市況が一段高となってしまえば、追加利上げを余儀なくされ、景気悪化を招く懸念も警戒される。さらに、今週は米連邦準備制度理事会(FRB)関係者による発言機会が多く予定されているだけに、足元の状況を踏まえた今後の金融政策運営についての発言が出てくるのかもポイントとなりそうだ。
◆日経平均大引け【↓】=続急落、中東の地政学リスクを警戒し全面安
2023/10/16(月)18:25
要約(ChatGPT併用)
NYダウは前日比39ドル高で小幅に反発、金融株が中心に買われた
東京市場では米国ハイテク株の下落を受けて、日経平均株価が急落し、3万2000円台を割り込んだ
16日の東京市場では日経平均が一時700円超の下落、引けには3万1600円まで下がった
欧州株が全面安となり、米国ハイテク株の売りが東京市場に影響
イスラム組織ハマスとイスラエルの紛争激化と原油価格の急騰が売りを誘発
33業種中31業種が下落し、値下がり銘柄は1600あまりで、プライム市場の87%を占めた
半導体関連の主力株やトヨタ自動車、メルカリなどが下落
一方で良品計画やINPEXが上昇し、IDOMやフロンティア・マネジメントが大幅高
日経平均のプラス寄与上位5銘柄はエーザイ、キヤノン、三井物産、塩野義、INPEX
日経平均のマイナス寄与上位5銘柄は東エレク、ファストリ、アドテスト、SBG、ダイキン
東証33業種では鉱業と石油石炭製品の2業種が上昇、その他は下落
本文ここから
日経平均株価
始値 31983.04
高値 31999.79(09:00)
安値 31564.31(14:49)
大引け 31659.03(前日比 -656.96 、 -2.03% )
売買高 13億5453万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆3487億円 (東証プライム概算)■本日のポイント
1.日経平均は急落、一時700円超の下落
2.中東の地政学リスクを警戒し全面安商状に
3.米ハイテク株安受け半導体関連が下げ助長
4.原油価格急騰も嫌気されリスク回避ムード
5.値下がり銘柄数1600超で全体の87%占める■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比39ドル高と小幅に反発した。地政学リスクを警戒も金融株中心に買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、前週末の米ハイテク株安などを受けリスクオフムード一色となり、日経平均株価は続急落、3万2000円台を大きく割り込んだ。
16日の東京市場は、リスク回避目的の売りが噴出し、日経平均は一時700円を超える下落を強いられた。引け際に買い戻しで若干下げ渋ったが3万1600円まで一気に水準を切り下げている。前週末の欧州株市場が全面安に近い商状だったほか、米国株市場でもハイテク株中心に売りがかさみ、東京市場でもこの地合いを引き継ぐ格好に。値がさの半導体関連株に売りが目立ち、全体指数を押し下げている。中東でイスラム組織ハマスとイスラエルの紛争が激化するなか、地政学リスクに対する警戒感が売りを誘発している。原油価格が目先急騰し、これが為替の円安進行と相まって企業のコスト上昇につながることへの懸念も買いを手控えさせた。業種別では33業種中、鉱業と石油を除く31業種が下落。個別株も値下がり銘柄数が1600あまりに達しプライム市場の87%を占めた。
個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>など半導体関連の主力株が売られたほか、ダイキン工業<6367>、キーエンス<6861>、三菱重工業<7011>なども安い。川崎汽船<9107>が値を下げ、トヨタ自動車<7203>も冴えない。メルカリ<4385>、セブン&アイ・ホールディングス<3382>も下落した。DDグループ<3073>、東名<4439>、ベイカレント・コンサルティング<6532>、マネーフォワード<3994>はストップ安となった。
半面、良品計画<7453>が大きく上値を伸ばし、INPEX<1605>も上昇した。三井物産<8031>が堅調。IDOM<7599>が大幅高、フロンティア・マネジメント<7038>、サインポスト<3996>も値を飛ばした。セラク<6199>、Gunosy<6047>なども逆行高。このほかTOWA<6315>も物色人気に。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はエーザイ <4523>、キヤノン <7751>、三井物 <8031>、塩野義 <4507>、INPEX <1605>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約6円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、ファストリ <9983>、アドテスト <6857>、SBG <9984>、ダイキン <6367>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約261円。
東証33業種のうち上昇は鉱業、石油石炭製品の2業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)鉄鋼、(3)銀行業、(4)非鉄金属、(5)卸売業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)陸運業、(2)空運業、(3)サービス業、(4)ゴム製品、(5)機械。■個別材料株
△JESCO <1434> [東証S]
24年8月期営業益2.6倍化予想。
△ジェイフロ <2934> [東証G]
広告宣伝費抑制など寄与し第1四半期営業損益が黒字転換。
△ココナラ <4176> [東証G]
収益性を意識した経営で24年8月期は営業黒字に浮上へ。
△カルナバイオ <4572> [東証G]
GS-9911フェーズ1試験のデータベース登録を材料視。
△グッピーズ <5127> [東証G]
今期も大幅増収増益へ。
△メタリアル <6182> [東証G]
AI翻訳好調で3~8月期営業6割増益達成。
△良品計画 <7453> [東証P]
今期は想定以上の大幅増益見通しに。
△IDOM <7599> [東証P]
6-8月期営業益の回復確認で買い安心感。
△ラストワンM <9252> [東証G]
今期好調見通しと株主優待導入を好感。
△ポエック <9264> [東証S]
24年8月期営業益予想49%増で10円増配へ。
▼パソナG <2168> [東証P]
エキスパートサービス落ち込み第1四半期33%営業減益。
▼マネフォ <3994> [東証P]
今期営業赤字見通しを嫌気。東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)IDOM <7599>、(2)良品計画 <7453>、(3)フロンティM <7038>、(4)サインポスト <3996>、(5)ウイングアク <4432>、(6)アステナHD <8095>、(7)セラク <6199>、(8)進和 <7607>、(9)Gunosy <6047>、(10)SHIFT <3697>。
値下がり率上位10傑は(1)DDグループ <3073>、(2)東名 <4439>、(3)ベイカレント <6532>、(4)マネフォ <3994>、(5)北の達人 <2930>、(6)Sansan <4443>、(7)クリレスHD <3387>、(8)チヨダ <8185>、(9)インテージH <4326>、(10)スノーピーク <7816>。
大引け
日経平均は前日比656.96円(2.03%)安の3万1659.03円。TOPIXは前日比35.21(1.53%)安の2273.54。出来高は概算で13億5453万株。東証プライムの値上がり銘柄数は191、値下がり銘柄数は1605となった。東証マザーズ指数は660.27ポイント(22.97ポイント安)。[2023年10月16日]
◆日経225先物テクニカルポイント(16日日中取引終了時点)
2023/10/16(月)16:10
本文ここから
16日の日経225先物は前日清算値比570円安の3万1680円で取引を終えた。テクニカルポイントは以下の通り。
34132.08円 ボリンジャーバンド3σ
33457.65円 ボリンジャーバンド2σ
32783.23円 ボリンジャーバンド1σ
32520.00円 一目均衡表・先行スパン2(雲上限)
32390.00円 一目均衡表・先行スパン1(雲下限)
32374.00円 75日移動平均
32108.80円 25日移動平均
32040.00円 5日移動平均
31875.00円 一目均衡表・基準線
31680.00円 16日先物清算値
31659.03円 16日日経平均株価現物終値
31480.00円 一目均衡表・転換線
31434.37円 ボリンジャーバンド-1σ
30759.95円 ボリンジャーバンド2σ
30085.52円 ボリンジャーバンド3σ
30037.00円 200日移動平均
◆日経225先物(引け後コメント)=戻り売りスタンスでのショートに振れやすい
2023/10/16(月)18:31
要約(ChatGPT併用)
日経225先物(12月限)は3万1680円で終了、前日比570円安
寄り付きは3万1960円、節目の3万2000円を下回る
現物の寄り付き直後に3万1690円まで急落
ランチタイムは3万1700円~3万1800円処、後場は3万1560円まで下落
3万2000円回復を狙う動きも、ショート優勢の展開
中東情勢の緊迫化、リスク回避の姿勢強まる
香港ハンセン指数下落、中国景気の先行き不透明
スキャルピング中心のトレード、3万1650円での底堅さ注目
NT倍率13.91倍、寄り付き後の日経平均株価の下落と関連
日経225先物手口、ABNクリアリン証券が買い越し、野村証券が売り越し
TOPIX先物手口、モルガンMUFG証券が買い越し、バークレイズ証券が売り越し
本文ここから
日経225先物 31680 -570 (-1.76%)
TOPIX先物 2276.5 -29.0 (-1.25%)日経225先物(12月限)は前日比570円安の3万1680円で取引を終了。寄り付きは3万1960円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万1885円)にさや寄せする形で節目の3万2000円を下回って始まった。現物の寄り付き直後に一気に3万1690円まで急落し、売り一巡後には寄り付き水準まで下げ幅を縮めるなど、荒い値動きを見せた。ランチタイムでは3万1700円~3万1800円処で下げ渋る動きとなったものの、後場の取引でもじり安基調が続き、終盤にかけて3万1560円まで下落幅を広げた。
日経225先物は、前場中盤までは3万1700円~3万1960円辺りでの推移から節目の3万2000円回復を狙った動きが見られたが、その後はショート優勢の相場展開が続いた。下向きのトレンドが続くなか、短期的にリバウンドをみせる場面もあったが、ショートカバーを強める流れにはつながらず、ボリンジャーバンドの-1σ水準が意識されるなかで戻り待ち狙いのショートに向かわせた。
中東情勢が一段と緊迫化するとの警戒感からリスクを回避する姿勢が強まっている。香港ハンセン指数が後場一段安となり、中国景気の先行き不透明感も相場の重荷となったとみられる。
外部環境が一変する展開は期待しづらく、スキャルピング中心のトレードのなか、戻り売りスタンスでのショートに振れやすいだろう。日経225先物は週足形状では26週移動平均線水準で踏ん張りをみせており、目先的には同線が位置する3万1650円処での底堅さを見極めることになりそうだ。同線を明確に下回ってくると、日足のボリンジャーバンドの-1σが位置する3万1400円辺りがターゲットになろう。
NT倍率は、先物中心限月で13.91倍に低下した。ただし、日経平均株価が寄り付き後も下落幅を広げるなかで、NT倍率は寄り付き水準で膠着が続いていたことから、NTロングの巻き戻しが強まる動きとはならなかった。相対的には日経平均型の弱さが目立つが、スプレッド狙いのトレードは限られるだろう。基本的には持ち高調整の動きが中心のようである。
手口面では、日経225先物はABNクリアリン証券が1401枚、SBI証券が1208枚、BNPパリバ証券が474枚、モルガンMUFG証券が295枚、日産証券が262枚の買い越しに対して、野村証券が1224枚、ドイツ証券が896枚、JPモルガン証券が603枚、三菱UFJ証券が584枚、ビーオブエー証券が508枚の売り越しだった。
TOPIX先物は、モルガンMUFG証券が1481枚、SMBC日興証券が1013枚、UBS証券が970枚、野村証券が880枚、BNPパリバ証券が743枚の買い越しに対して、バークレイズ証券が2700枚、SBI証券が1316枚、シティグループ証券が1182枚、ビーオブエー証券が1146枚、ソシエテジェネラル証券が238枚の売り越しだった。
【NEWS】
◆海外ヘッドライン一覧(16日ロイター)
2023/10/16(月)20:22
本文ここから
- 米インフレ鈍化、一時的な現象ではない─シカゴ連銀総裁=FT
- 英中銀、インフレとの戦い終わらず「まだやるべきこと」=ピル氏
- ファイザーとビオンテック、株価下落 新型コロナ関連の販売低迷
- 米国の高金利続く可能性、債務コストは管理可能=財務長官
イスラエル・ハマス紛争、経済的影響の推測は尚早=米財務長官
トランプ前米大統領、法的問題で資金調達急増 バイデン氏に匹敵
- イスラエルとハマス、ガザ南部の停戦合意を否定 避難不透明に
- 中国外相、イスラエルの停戦呼びかけ ロシア外相と会談
フィリピン、南シナ海で中国船が接近と非難 中国は主権を主張
〔アングル〕共和党「内紛」による米議会機能不全、収まる気配なし
- 〔アングル〕「監視国家」化するインド、警察が記者尋問し携帯やPC押収
- 〔GRAPHIC〕米銀のバランスシート、地銀破綻後に債権減り現金増加
- 〔ECBフォーカス〕最低準備金引き上げによる利子負担軽減、来春に再度議論か
- 〔情報BOX〕中東緊迫化、石油市場への影響 想定されるシナリオ
〔焦点〕注目集める中国の「日本化」リスク、IMF総会でも懸念材料に
韓国、外国人観光客への税還付大幅拡大 来年から計画
- 五輪=ロス大会で野球・ソフトボール復活、IOCが5競技追加承認
- インドネシア貿易黒字、9月は予想上回る 輸入が減少
- 米イリノイ州でヘイトクライム、6歳のパレスチナ系少年を男が刺殺
- ガザ南部停戦で合意か、検問所再開で避難可能に イスラエル否定
- 中ロ外相が会談、中東情勢やウクライナ巡り協議
- 「疲れ」と中東への関心移行で支援獲得困難に=ウクライナ財務相
- ロシアのラブロフ外相、18─19日に北朝鮮訪問
- ドイツ卸売物価、9月は前年比-4.1% 6カ月連続下落
BUZZ-南アランド上昇、ドル軟調
エジプト・米・イスラエル、ガザ南部停戦で合意 ラファ検問所再開へ=関係筋
- ロシア、中国による日本産海産物の輸入制限措置に参加
- フィリピン、南シナ海で中国船が接近と非難
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バイデン米大統領、イスラエル訪問の可能性 両国が協議=関係筋
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◆[NEWS]米「債券の年」に時間切れ迫る-損失拡大の運用者はポジション見直し(16日ブルームバーグ)
2023/10/16(月)12:42
要約(ChatGPT併用)
2023年は「債券の年」というキャッチフレーズがウォール街で流行ったが、厳しい年としての認識が強まっている
ホイジントン・インベストメント・マネジメントのハント氏は、この年を「屈辱的な年」と述べ、該当ファンドの年初来リターンはマイナス13%であったことを明らかにした
HSBCのメージャー氏は、米政府の国債発行増加に対する判断を誤ったと認め、モルガン・スタンレーは米国債のポジションを「中立」に変更
16日のアジア市場での米国債価格は下落し、米10年債利回りは4.66%に上昇
昨年の債券相場急落は、インフレ率の上昇と中央銀行の利上げによるものと理解されていた
米経済は、利上げの影響と政策緩和の期待という複雑な背景下で動いており、物価上昇のリスクが継続している
米国の財政赤字と増え続ける国債発行は、米連邦準備制度の債券買い入れがない現状で問題となっている
ホイジントンのハント氏らは、インフレ鈍化に関する見通しを誤り、長期債の見方を見直している
ハント氏は、大きなインフレ率の低下にリセッションが伴わない現象を「前例がない」と指摘
ウォール街の強気派は、景気下降の予測にも関わらず撤退しておらず、ハント氏は「ハードランディングは来る」と予測している
本文ここから
「2023年は債券の年」というのがウォール街のキャッチフレーズだったが、ファンドマネジャーたちはむしろ、これまでで最も厳しい年の1つとなった今年の状況を受け入れつつある。
約半世紀にわたり市場や米金融政策、経済の分析に携わってきたホイジントン・インベストメント・マネジメントのチーフエコノミスト、レイシー・ハント氏(81)は自身の全キャリアを通じて最も厳しい状況だとし、「極めて屈辱的な年になっている」と語った。ブルームバーグの集計データによると、同社の「ワサチ・ホイジントン米国債ファンド」の年初来リターンはマイナス13%。22年はマイナス34%だった。
HSBCホールディングスのスティーブ・メージャー氏は、米政府による国債発行増加を問題視しなかったのは「間違いだった」と認めた。モルガン・スタンレーも今月、バンク・オブ・アメリカ(BofA)についに追随し、米国債に対するポジションを「中立」に移行した。
16日のアジア市場では米国債は下落。パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの紛争がエスカレートして他の中東諸国を巻き込むとの懸念が和らいだことから、米10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し4.66%。これは年初より80bp近く高い。
昨年の債券相場急落は顧客に説明しやすかった。インフレ率が高く中央銀行が利上げしている状況で債券価格が下落することは誰もが承知している。
今年は、米経済が過去数十年で最も急激な利上げの重圧に押しつぶされ、今後の政策緩和への期待から債券相場上昇をもたらすと見込まれていた。しかし、インフレ率が鈍化したとはいえ、雇用統計や経済の健全性を示す主要指標が好調を維持し、物価高が加速する脅威は常に存在し続けている。米国債利回りは07年以来の高水準に達し、国債相場は前例のない3年連続の下落となる方向にある。
また、米連邦準備制度による市場での債券買い入れがない中で、米国の巨額の財政赤字と、その穴埋めで必要になった国債発行の膨張が、以前にはなかった形で今、問題になりつつある。
ホイジントンのハント氏と同僚らは、インフレ鈍化が利回りを抑制するという前提が実現しなかったため、長期債を有望視する見方を全面的に変更するかどうか絶えず議論してきた。今年の早い段階でデュレーションを引き下げたが、十分ではなかったという。
ハント氏は「実際、インフレ率がこれほど大きく低下し、その直後にリセッション(景気後退)が伴わなかったことは過去にない。このため、国内総生産(GDP)の増加がまだ続いているのは前例がない」と指摘した。
それと同時に、痛手を被ったウォール街の強気派がそれほど撤退していない背景には、最終的に景気下降に見舞われるとの見通しがあり、ハント氏も「ハードランディングは来る」と付け加えた。
原題:
Time Is Running Out for the ‘Year of the Bond' as Losses Mount (抜粋)
◆[NEWS]大きく動いた米国債市場、利上げサイクルの行く末を示すヒントに(16日ブルームバーグ)
2023/10/16(月)06:45 更新日時 2023年10月16日 11:37 JST
要約(ChatGPT併用)
先週の債券市場で米金融当局の利上げサイクルの終焉が見え始めた
先週の米国債相場は7月半ば以降で最大の上昇を記録
一部の当局者が追加利上げの不要性を示唆
中東紛争が米国債の逃避先需要を高め、利回りが低下
高い米政策金利の予想に変わりは見られず、相場上昇は一時的との見方も
PGIMフィクスト・インカムのCIOは利回り曲線の正常化を予想
12日、米インフレ率の高止まりと30年債の需要低調で米国債が下落
年内または来年1月の0.25ポイント利上げの確率再上昇
12回目の米利上げの可能性は低いが、利上げの可能性も示唆された
アナ・ガルバオ氏は市場の米金融政策スタンス変化と供給混乱が長期利回り急上昇の原因と指摘
13日、中東武力衝突悪化で世界的リセッション懸念が米国債の逃避先需要を高めた
米経済の基本的な側面は米国債に厳しく、供給面も不安要因となっている
本文ここから
先週の債券市場では、米金融当局の利上げサイクルの終了がどのようになるかを垣間見ることができた。
取引環境が不安定な中、先週の米国債相場は7月半ば以来、週間ベースで最大の上昇を示した。利回りを数年来の高水準に押し上げた米国債の売りは、追加利上げが不要になるような形で米金融当局の目標達成を前進させているとの認識を一部の当局者が示した。こうした発言は、中東の紛争に伴う逃避先の需要と相まって、米国債とって一段と有利な状況を醸成し、利回りは低下した。
米政策金利がいつまでも高止まりするとの予想から、ここ数週間の利回り上昇に歯止めがかからないように見受けられていただけに、これは大きな転換だった。だが、先週の相場上昇にもかかわらず、多くの投資家は高めの金利が長期化するとの予想を変えておらず、最近の相場上昇は脆弱(ぜいじゃく)だとみている。米国債入札での低調な需要もあって投資家は、長期金利がさらに上昇し、最終的には、過去にそうであったように再び短期金利を上回ると考えている。
PGIMフィクスト・インカムのグレッグ・ピーターズ共同最高投資責任者(CIO)は12日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「重要なことは景気抑制的な領域にあることだ」とし、「利回り曲線は引き続き正常化に向かうだろう。バックエンドの利回りは間違いなく上昇基調となり、恐らくフロントエンドの利回りは向こう1年間に低下する余地はあるが、大きくはない。より正常な環境に移行せざるを得ないとみている」と語った。
米国債の相場上昇のもろさは12日に露呈した。この日は、米インフレ率がなお高止まりしていることが統計で示されたほか、30年債入札が需要低調となり、米国債は値下がりした。年内または来年1月までにあと1回の0.25ポイント利上げがある確率は再び高まり、24年の利下げ予想は後退した。
また、12回目となる米利上げの可能性はなお半々より低いとの見方は変わらないが、複数の当局者が先週、必要なら利上げも辞さない姿勢を示した。
ブルームバーグ・インテリジェンスのシニアエコノミスト、アナ・ガルバオ氏は「最近の長期利回り急上昇の大部分は、米金融政策スタンスに関する市場参加者の見方の変化で説明できる。リスクセンチメントとインフレにつながる供給混乱への警戒感も一因だ」と指摘した。
13日は、中東での武力衝突悪化が世界的なリセッション(景気後退)への懸念を強める中、逃避先としての需要が相場を押し上げた。ただ今のところ、米経済のファンダメンタルズはなお同国債にとって厳しい状況で、供給面も不安材料だ。
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原題:
Turbulent Bond Market Offers a Fleeting Glimpse of Cycle's End(抜粋)
◆[NEWS]Gaza-Egypt border crossing set to reopen as Israeli troops prepare ground assault イスラエル軍が地上攻撃を準備する中、ガザとエジプトの国境検問所が再開へ(16日ロイター)
October 16, 20234:49 PM GMT+9
要約(ChatGPT併用)
イスラエルは、ガザの南部で停戦が実施されていないと述べた
エジプトの安全保障筋は、取り囲まれたパレスチナ地区から外国人を出し、援助を持ち込むための合意があったと述べた
ハマス支配下のガザへの攻撃は続いており、住民はこれが9日間の紛争で最も激しい爆撃だと述べた
エジプト管理下のラファ国境が再開され、外国のパスポート所持者が出国できると予想された
イスラエルのネタニヤフ首相は、ガザの停戦や人道的援助の現状はないとの声明を出した
イスラエル軍やアメリカ大使館はコメントせず、ハマスも停戦の確認をしなかった
ガザの食糧が不足している中、ラファ国境の状況は不明確である
ガザへの支援を求める外交努力が増加しており、ハマスの攻撃により1,300人が死亡した10月7日以降、イスラエルの爆撃が続いている
イスラエルはハマスを壊滅させるための地上侵攻を準備している
ガザ当局は、イスラエルの攻撃でこれまでに2,750人が死亡し、そのうち4分の1が子供で、10,000人近くが負傷したと述べた
複数の国からの数百トンの援助がエジプトで何日も停滞している
エジプトは、爆撃がラファ国境を使用不能にしたと述べた
アメリカは、ガザにいる市民に国境に近づくよう指示し、その国民を安全な場所に移動させることを望んでいる
本文ここから
CAIRO/GAZA/JERUSALEM, Oct 16 (Reuters) - Israel said on Monday no ceasefire had been implemented in southern Gaza even though security sources in Egypt said a deal had been reached to allow foreigners out of the besieged Palestinian enclave and aid to be brought in.
The bombardment of Hamas-ruled Gaza continued overnight, with residents saying it was the heaviest pounding yet in nine days of conflict.
As a humanitarian crisis gripped Gaza, two Egyptian security sources said Israel had agreed to a halt its bombardment of southern Gaza. The Egyptian-controlled Rafah border crossing was expected to reopen to allow foreign passport holders to leave, they said.
But Israeli Prime Minister Benjamin Netanyahu's office said in a statement: "There is currently no truce and humanitarian aid in Gaza in exchange for getting foreigners out."
The Israeli military and the U.S. embassy in Israel had no comment, while officials from Hamas, which has fired rockets at Israel since its assault on civilians there just over a week ago, did not confirm any ceasefire.
The situation remained unclear at the Rafah crossing, the only one not controlled by Israel which has imposed a full blockade on Gaza, where food is running short.
Diplomatic efforts have been intensifying to get aid into the enclave, which has been under intense Israeli bombing since the Oct. 7 attack on Israel by Hamas militants that killed 1,300 people.
Israel is preparing a ground invasion to destroy Hamas.
Authorities in Gaza said at least 2,750 people had so far been killed by the Israeli strikes, a quarter of them children, and nearly 10,000 wounded. Another 1,000 people were missing and believed to be under rubble.
Hundreds of tons of aid from several countries have been held up in Egypt for days pending a deal for its safe delivery to Gaza and the evacuation of some foreign passport holders through the Rafah crossing.
Egypt has said bombardment had rendered the crossing inoperable.
The United States has told its citizens in Gaza to get close to the crossing so they can move out. The U.S. government estimates the number of dual-citizen Palestinian-Americans in Gaza at 500 to 600 among the enclave's population of 2.3 million, and Washington hopes to get many of its nationals out of harm's way.
◆[NEWS]【市場反応】米10月NY連銀製造業景気指数、マイナスでドル軟調(16日フィスコ)
2023/10/16(月)21:44
要約(ChatGPT併用)
- 米10月NY連銀製造業景気指数:-4.6 (予想:-5.0、9月:1.9)、9月1.9からマイナスに落ち込んだものの予想の‐5.0は上回った
本文ここから
米10月NY連銀製造業景気指数は-4.6と、9月1.9からマイナスに落ち込んだ。予想の‐5.0は上回った。
米国債相場は堅調。10年債利回りは4.7%から4.67%まで低下した。ドルも軟調推移し、ドル・円は149円55銭から149円41銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0530ドルから1.0537ドルまで上昇した。【経済指標】
・米10月NY連銀製造業景気指数:-4.6 (予想:-5.0、9月:1.9)